Maplatファミリー、2026年11月リリースを公開

11月2日に、Maplatファミリーの11月リリースを公開しました。月次リリースにしてから2回目の更新です。次の12月リリースは12月7日の予定です。

npmで公開したライブラリ

MaplatTransformは今月は変更がなく、1.1.0のままです。

HarumiとNagarjunaは@c4h配下に移動

HarumiとNagarjunaは、今回からほかのライブラリと揃えて、@c4h/harumi、@c4h/nagarjunaで公開しました。

中身は同じなので、インストールとimportの名前を書き換えれば、そのまま動きます。これまでのharumi、nagarjunaは新しい版はもう出ません。お手数ですが、移行をお願いします。

Nagarjunaは、10月にプレビューした新しいIMEを、NagaIMEとして正式に入れました。標準のデモもこちらに替え、前のデモはlegacy.htmlに残しています。これまでのIMEManagerは非推奨にしていて、2.0.0で外す予定です。

Harumiは、入力文字列次第で例外になることがあったのを修正したほか、READMEも一部書き直しています。

Maplat・MaplatCoreの修正

MaplatCoreでは、設定でfalseや0を指定した場合に動かない場合がある不具合を修正しました。線や面を1本ずつ消すAPIや、地図ごとにタイルのキャッシュを止める設定(noCache)も足しました。OpenStreetMapの標準タイルのように、クライアントキャッシュを禁じるソースを用いる場合でも、個別にキャッシュを不可とすることで、その他の地図はキャッシュを選べるようにしました。

Maplatは、主にセキュリティの修正です。地図の切り替えUIで、地図のlabelにHTMLが含まれた場合でも、タグとして扱わず文字のまま表示するようにしました。labelに装飾のつもりでHTMLを書いていた方は、表示が変わるのでご確認ください。

そのほかのライブラリ

ChuciのYouTube表示は、httpsのURLだけを受け付けるようにしました。httpのYouTubeのURLはこれまでどおり表示できますが、「youtu.be/…」のようにhttps://の付いていない書き方は表示されなくなります。

Weiwudiは、キャッシュ容量の上限(cacheMaxBytes)に不正値を入れると、キャッシュが消え続ける不具合を直しました。

MaplatTinとQuyuanは小さな更新です。石造文化財アイコンのChokeiは、GitHubで2.1.0を公開しました。

MaplatEditor 1.2.0

MaplatEditor 1.2.0はGitHub Releasesで公開しています。

大きな変更として、アプリが更新された際に、お知らせが来る機能がつきました。勝手に更新がかかることはなく、「更新する」「再起動して更新」を選んだときだけ更新します。起動時の確認は、設定で止めることもできます。次の12月の版から、お知らせが届くはずです。

利用者からいただいた要望も反映しました。インポートやエクスポートで、前に使ったフォルダを覚えておくようにしました。エクスポート時はタイルを含めるかどうかなど、必要な中身を選べるようにしました。

セキュリティの向上として、外の場所を指すシンボリックリンクが保存フォルダの中に存在しても、その先の画像は表示されなくなりました。保存フォルダ外のファイルを、アプリが読まないようにするためです。そのような使い方をしていた場合、画像を保存フォルダの中へ移してください。保存フォルダそのものをOneDriveなどに置く使い方は、これまでどおり使えます。

Windows版は、署名をAzure Artifact Signingへ切り替えました。

既知の不具合

Chuciの画像セレクターに不具合が見つかっています。一度「前へ」で戻してから画像を送ると、閉じたときに別の画像が出ることがあります。

1.0.1からあった不具合ですが、判明後の改善が本バージョンの締め切りに間に合わなかったため、12月に修正いたします。QuyuanやMaplatのPOIの画像表示、MaplatEditorが書き出すアプリでも起きます。ご迷惑をおかけします。

不具合やご要望は、各リポジトリのGitHub Issuesにお寄せください。